100年前の就活(難題編)

競馬


これはわからん! 発明王エジソンの入社テストが鬼ムズい



最近いろいろ話題になったりもしている「就活」。
自分がシューカツ中、身の回りにシューカツをしている人がいる、はたまた自分が面接官、
なんて方もいたりするかもしれません。


私も高給をもらってブルジョワ生活をしたいので、いろいろな会社を受けてみたのですが、
どこも雇ってくれません。おかしい。現代日本には私の才能を理解できる企業がない。
そんなところに、発明王エジソンさんの会社が人材を募集していると聞きつけたワタクシ。


というわけで、タイムマシンで100年ほど前のアメリカに行ってきました。


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「君がジャパンから来たというミスター・サカイかね」
「はい。大学ではテニスサークルの部長をしていました(嘘)」
「あ〜、それはいいから、ちょっとこのペーパー・テストを解いてみてくれ。簡単だから。面接はそのあと」
「はいはい(まあ、21世紀の知識をもってすれば簡単だろ)」


フランシス・マリオンとはどんな人物ですか
ヴォルガ川はどこにありますか
・「対数」を考案したのは誰ですか
・『アエネーイス』の最初の一行を答えなさい
第一次大戦中、チリは連合国にどんな軍需物資を輸出していましたか
サルガッソー海はどこにありますか
イエス・キリストが誕生したときのローマ皇帝は誰ですか
・「真鍮」は何でできていますか
・レオニダスとはどんな人物ですか
・X線を発見したのは誰ですか
・「シェラック」はどこで取れますか
・ベッセマーとは誰で、何をした人ですか


……こんな問題が150問。で、泣きながら現代に帰ってきたわけですが。


なんでも当時のエジソンさん、大学を出た入社志望の若者たちの知識が(自分の知識に比べて)全然足りない
ことにひどくイライラしていたのだとか。


ちなみに500人以上の志望者に対し、通過できたのは35人。90%以上解けた人のみ、だったそうです。結構いたのね!


このエジソンのやり方をみて、ほかの会社もこんなクイズを出すのを真似し始めたとか。
まさか就活が大変なのって、元をたどるとエジソンのせいなの……?


そうそう、上の質問の回答はインターネットを検索すれば(だいたい)全部出てきます。
やっぱり現代で暮らすのがいいや……。


→ http://rocketnews24.com/2012/02/24/185565/