欧州 正念場か!?

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ドイツ国債が異例の「札割れ」、
イタリアは再び危険水域に


ドイツの中央銀行ドイツ連邦銀行が23日に実施した新発10年国債の入札で、金融機関の応募が
調達予定額を大幅に下回る異例の「札割れ」となった。
欧州主要国で最も財政が安定したドイツの国債でさえ、十分な需要がなかったことを示すものだ。
同日の欧州債券市場ではイタリアなどの国債利回りも軒並み上昇。欧州債務危機の影響は拡大の一途を
たどっている。

 
独連銀の入札では、60億ユーロ(約6200億円)の募集額に対し応募は6割の約36億ユーロに
とどまった。平均落札利回りは1・98%。欧州各国と比べて低い利回りが嫌われたほか、危機拡大を
懸念する金融機関がドイツを含めた国債の購入を手控えた可能性もある。

 
最高の格付けを誇るドイツ国債は安全資産と位置付けられる。
だが、ユーロ共同債導入など債務危機対応が一段と進めば、ドイツの財政負担がさらにかさむという
懸念も高まっている。

 
一方、23日のイタリアの10年債の利回りは再び、自力の財政運営が困難な「危険水域」とされる
7%台をつけた。7%台は17日以来で、モンティ政権発足後も市場は同国財政を不安視したままだ。
スペイン国債も約6・7%まで上昇、フランスは約3・7%、ベルギーは約5・3%に達した。


→ http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111124/fnc11112400480000-n1.htm



確かに今、欧州の債券を買う理由がほとんど無いんですね。
株安・債券安・通貨安のトリプルパンチに見舞われている欧州。
おまけに出口の見えない“砂の女” 状態。
ここは自力で乗り切るしか方法はないのですが…。
経済が不安定で落ち込むと、移民・人種問題も噴出しますので
何や彼や難しい舵取りですね。