艦載機制動ワイヤ調達失敗 中国の空母開発に壁
空母開発を進める中国が、艦載機の着艦に不可欠な機体制動用ワイヤをロシアから購入しようとして、
拒否されたことが22日、分かった。
民間軍事研究機関、漢和情報センター(本部カナダ)がロシア当局者らの話として明らかにした。
購入失敗で「中国の空母開発計画は大きく妨げられる」としている。
ワイヤは甲板に設置され、艦載機の機体フックを引っかけて急停止させる仕組み。
製造には特殊な技術が必要で、中国の空母はワイヤ装備のめどが立たなくなっているもようだ。
同センターによると、中国側とロシアは2007年にはワイヤ4セットの売買交渉をしていた。
ロシア側の拒否理由の一つに、中国がロシア製戦闘機「スホイ33」をコピーして艦載機「殲15」を
製造していることへの不満があるという。
→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/111123/chn11112300130000-n1.htm