「最大債権国・中国への開発援助はおかしい」
米議員らが中国をやり玉に
中国紙・環球時報はAP通信の報道を引用し、米国の一部の議員が14日、同国の
対外開発援助について「対米最大の債権国である中国を対象に入れるのはおかしい」と
批判したと報じた。
米国下院外交委員会のアジア太平洋小委員会(ドナルド・マンズロ小委員長)は、
米国際開発庁(USAID)が「クリーンエネルギー技術向上を助けるため」と称して
中国に400万ドル(約3億円)を援助したことに対し、「中国製造業の競争力向上を
助ける代わりに米国の製造業に損害を与え、多くの雇用機会を奪った」と指摘。
「米国の対外援助を決定する基準は乱れている」と批判した。また、一部議員から
「米政府は中国から金を借り、援助の形で返しているのか」と皮肉が挙がった。
米国の各政府機関による対中援助額はこの10年間で総額2億7500万ドル(約211億円)に
達するという。財政難の中、経済成長著しい中国への援助が真っ先にやり玉に挙がった形。
環球時報は「多くの国会議員が米経済の困窮を中国のせいにしている。中国攻撃が
民主党と共和党が珍しく意見を一致させる議題の1つだ」と不快感をあらわにし、
USAIDの対中援助額は2010年の2620万ドルから2012年は1285万ドルに減少していると強調した。
レコードチャイナ
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=56111
援助しても大抵は膨大な軍事費に化けてしまうのが真相でしょう。
敵に塩を送ってどうすんだよ。
そこんとこ肝に銘じて、対中ODAはゼロ査定でいいです。