野田佳彦首相は３１日、ベトナムのズン首相と会談し、原発輸出を表明する。
菅前政権は昨年１０月、原発受注の見返りとして、政府の途上国援助（ＯＤＡ）によるインフラ整備を
確約しており、改めて輸出方針を伝える。
福島第一原発事故後の輸出再開だけに慎重論も根強く、ＯＤＡ活用をめぐって議論を呼びそうだ。
首脳会談では、昨年１０月に決めた原発輸出方針を改めて確認し、ハノイ市内のハイテクパーク整備など
に新たに円借款を供与することで合意する見通し。レアアース（希土類）開発での協力も確認する方向だ。
日本政府関係者によると、ベトナム政府は昨年１０月、当時の菅政権に対し、ハイテクパークやロンタイン
国際空港、南北高速道路など優先度の高い７事業の支援を確約すれば、原発とレアアースの協力を前向きに
進める意向を伝えていた。７事業とも原発関連施設と直接関係はない。
→ http://www.asahi.com/politics/update/1028/TKY201110270777.html
まぁ、何か経済的な利益はチャラかマイナスになるような気がしますが
日本の原発技術力を落とさないためには、原発の輸出は欠かせません。
昨今、衣類などでは中国製と並んでベトナム製も増えてます。
対中国戦略も合わせて、経済的な結びつきも深くなりそうですね。
