阿呆な厚労相の勇み足に方々から非難

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“たばこ1箱700円” 勇み足に「想定外」の反発



小宮山洋子厚労相の5日の“たばこ1箱700円”発言は、愛煙家に大きな衝撃を与えた。
昨年10月のたばこ増税に伴い、日本たばこ産業(JT)の代表的銘柄「マイルドセブン
の価格が20本入り1箱300円から410円に値上ったばかりなのに、これが700円に
まで値上がるとなればたまったものではない。
この発言には愛煙家だけでなく、国の予算や税制などをつかさどる財務相も予想以上に反発。
このため、小宮山氏も発言をトーンダウンせざるを得なかったようだ。

 
小宮山氏は5日、「日本は非常にたばこの価格が安い。世界平均は600円台」として、
毎年100円ずつたばこ税を引き上げ、禁煙を促すべきとの持論を展開。
「データからすると700円台まで(値上げしても)税収は減らない。そこまではたどり
着きたい」と明言した。

 
小宮山氏は超党派の禁煙推進議員連盟幹事長を務めるほどのたばこ嫌いで知られる。
それだけに今回のたばこの値上げ方針についても「税収のためではなく、健康を守るために
やるべき」と嫌煙姿勢を鮮明にした。

 
しかし、野田佳彦首相(54)は財務相時代の7月、東日本大震災の復興財源としてたばこ税増税
が検討された際に「たばこ増税は税制を通じた『オヤジ狩り』みたいだ」と不快感を表明。
たばこ税を所(しょ)管(かん)する当の財務省も、今年度のたばこ税収が20年ぶりに2兆円を
割り込み、1兆9734億円になると見込むため、立て続けの増税には消極的だ。


そんな状況なのに小宮山氏は700円発言で暴走したうえ、「たばこ事業法で財源を財務省が所管
するのもおかしい。厚労省が持つ方向で協議したい」とまで言う始末。
安住淳財務相(49)が頭に来るのも当然だろう。

 
厚労省研究班の試算によると、たばこの価格を仮に750円まで上げ、そのせいで消費が現行の半分
程度まで落ち込んだとしても、約8000億円の税収増を確保できるという。

 
実際、日本たばこ協会によると、今年7月の紙巻きたばこの販売実績は200億本で、前の年の同じ
月より0・2%増。月次販売実績も4168億円と37・4%増で、昨年10月の値上げの影響は
ほぼ消滅し、増加傾向にあるという。

 
ただ、大幅値上げが税収増と喫煙者の減少という「一石二鳥」の効果をもたらすかといえば疑問だ。
欧州ではそのせいで偽造や密輸などの違法たばこが横行し、
「結果的に貴重な税収を失う国も少なくなかった」(フィリップ・モリス・ジャパン)。

 
日本でも昨年の値上げ以降、関税義務を逃れるたばこの個人輸入サイトが急増中という。
葉タバコの無断加工は法律で禁じられているため偽造の可能性は低いが、1箱700円が現実化すれば、
新たな難題が発生しそうだ。


→ http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110907/fnc11090710270007-n1.htm



想定外ではなく、想定どおりの非難でしょう。
嫌煙権があるなら喫煙権だってあるはず。
今では、非喫煙者に迷惑をかけないで吸う人が
大多数ではないでしょうか。
(^。^)y-.。o○