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中国暴動デモ頻発、都市部にも蔓延 社会不安表面化



中国遼寧省大連市で14日、同市沿海地域にある化学工場の移転を求める市民約1万2千人が
市政府庁舎前に集まって抗議デモを行い、一部は警察隊と衝突した。
6月以降、中国各地でデモや暴動が頻発し、社会不安が表面化している。
これまでは農村部での強制土地収用などを理由とする官民衝突が多かったが、最近は当局の横暴や
市民権利侵害への抗議急増を背景に、都市部にも広がりをみせている。

 
国営新華社通信などによると、大連の工場はポリエステル繊維の原材料となるパラキシレンを生産。
今月8日、台風が接近した際に工場近くの防波堤が決壊し、有毒物質が流出した恐れがあったため、
一部の住民が避難した。

 
この騒ぎを受けて、工場による環境破壊に不安を持つ市民らがインターネットで誘いあって抗議
デモを決行。14日午前から市政府周辺の幹線道路を通行不能な状態にして警察隊とにらみ合い、
一部で衝突も起きた。

 
同市トップの唐軍・党委書記は「工場を市外に移転する」とデモ隊に約束したが、これまで同工場の
情報をほとんど公開しなかった当局へ不信感を持つ市民らは「日付を明確にしてほしい」と納得せず、
同日夕方まで抗議を続けたという。

 
中国で1万人を超えるデモは珍しい。
地元関係者によると、同工場の移転を求める声は以前から根強くあったが、地元経済を支える重要な
事業として市当局は無視し続けたという。


また、15日付の香港紙、東方日報によると、四川省成都で14日夜、相次ぐ停電に市民約5千人が抗議し、
道路をふさいで数キロの渋滞が発生する騒ぎになった。

 
このほか、広東省広州市郊外では6月10日、妊娠中の女性露天商への治安要員の暴力に激怒した出稼ぎ
労働者ら約1千人が警察車両に放火し、行政施設に火炎瓶や石を投げつける暴動が起きた。
7月26日と8月11日には貴州省の安順市と畢節市で、治安要員の暴行に抗議する市民らが警察と衝突、
警察隊が催涙弾を発砲し、住民多数が負傷した。

 
一連の暴動やデモは、当局に対する市民のうっせきした不満を背景に、ネットや携帯電話のショートメール
を通じて参加の呼び掛けが広がる特徴がある。
北京の民主化活動家は「党官僚の特権や横暴で都市部の市民の生活は苦しくなっているが、中央政府は有効
な対策を打ち出せないでいる。デモや暴動はさらに増えるだろう」と語っている。



→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/110815/chn11081522470004-n1.htm



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年間10万件を超えると言われるシナでの暴動騒ぎ。
これまではそのほとんどが農村部での暴動でしたが、
ここにきて、都市部でも大規模な反政府暴動・抗議活動が
目立ってきましたね。 実にいい傾向です。
これまで国内で政権不満が高まった場合には、例えば尖閣諸島
漁船追突事故のように、国民の目を反政府から反外国に向けて
きました。 今回はどうなんでしょうか。
例え反外国に目を向けさせようとしても、それはそれ、これはこれで
反政府の狼煙が消えるとは思いませんね。
肝心の共産党自体の腐敗・横暴・人民軽視が変わらないからですね。