李下に冠を正さず

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仙谷、馬淵氏側にも資金提供 野田氏支部献金、脱税疑いの社長


野田佳彦財務相が代表の政党支部に政治献金していたソフトウエア会社の男性社長が、税務当局の強制調査
(査察)を受けていた問題で、社長側は仙谷由人官房副長官馬淵澄夫首相補佐官らの団体にも資金提供
していたことが13日、産経新聞の調べで分かった。
提供は平成10年以降、判明分だけで野田氏も含め与野党10議員側に上り、総額434万円に及んでいる。

 
政治資金収支報告書などによると、社長側は17年、仙谷氏の関係政治団体「21世紀改革研究会」の
パーティー券30万円分を購入。21年には馬淵氏の資金管理団体「まぶち会」に社長が20万円を個人献金した。
産経新聞の取材に、仙谷氏の事務所は「社長は知人から紹介を受けた。違法性が認められればしかるべき対応を取る」、
馬淵氏の事務所は「推移を見て今後の対応を判断する」とした。

 
民主党では、他にも太田和美衆院議員が代表の「民主党福島県第2区総支部」に21年、同社が10万円を
企業献金している。


自民党では、細田博之官房長官が代表の「自民党島根県第1選挙区支部」が同社から17、21年に計80万円
の寄付を受領。細田氏の資金管理団体「通商産業エネルギー政策研究会」が13、20年に開いたパーティーでも、
パー券計70万円分の購入を受けていた。細田氏の事務所は「献金などを受けたのは事実。金額は収支報告書の通り」
としている。

 
自民党では他にも菅義偉総務相中川秀直官房長官二階俊博経済産業相古屋圭司衆院議員、加藤勝信衆院議員
の関係政治団体が10〜21年にかけ、社長側から24万〜50万円の企業献金を受領していた。
各事務所は「収支報告書記載の通り」などとしている。

 
関係者によると、社長は実質支配する関連会社を使い、社員寮の建設費を水増し発注するなどして数億円の所得を隠し、
法人税約1億円を免れた疑いがある。税務当局は、法人税法違反罪での告発も視野に調査を進めているとみられる。

 
社長のソフトウエア会社をめぐっては、野田氏が代表の「民主党千葉県第4区総支部」に対し、15年に20万円、
17年に30万円を寄付していたことが既に判明している。


→ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110614/crm11061401530006-n1.htm



例え金額は少なくても、ワケありの人物からの献金は避けるべきです。
20万円とか50万円で、政治家がリスクを背負ってまでの行動をする
ことはないと思いますが、上を目指そうとするのなら、少額の献金でも
出所を考えて対処すべきでしょう。
偉くなればなるほど、外部・身内からの身体検査には気を付けるべきです。