日曜競馬 展望

競馬

[安田記念(G1)]


事実上、春の東京開催、春競馬の掉尾を飾るG1・安田記念
府中千六(千八)展開要らず、の諺通りに実力馬がその力を思う存分発揮して
堅く決まるかと思えば、全然そんなことはなく、どちらかといえば「荒れるG1」
のイメージが強いですね。
鉄板の本命馬がキタと思えばヒモには人気薄を連れてきたり、
穴馬同士の決着だったりして、G1としては、なかなか難解なレースの一つです。


今年は本命堅くヒモ荒れと見立てまして、本命は◎アパパネ
前走ヴィクトリアマイルでは、前年の年度代表馬を相手に正攻法での堂々の勝利。
牡馬の一線級以上の最強馬との対決でしたので、牡馬混合戦での経験不足を指摘する
こともないのかと考えます。
ただ、前走が府中のマイル戦で1.31.9という快時計で走っての中2週ですので
調教では分からない、見えない疲れが残っている可能性は否定出来ませんが
そこは仕事師・国枝厩舎の仕上げを信じるしかありませんね。
G1競走で1番人気を背負った分、前の馬を捕まえに早めに動かざるを得ない分、
その他の馬より厳しい負荷がかかりそうです。
まぁ蛯名騎手ですので、平場は余りアテには出来ませんが、大レースでのこの一番を
キメてくれる騎手だけに、他馬や展開に関係なくアパパネが最大限に力を発揮出来る
競馬を、前行く馬とは関係なしに、自分の競馬に徹して欲しいものです。
それでこなかったら仕方ありません。
その“前の馬”たるシルポートジョーカプチーノは緩みないペースで先行する
可能性が高いだけに尚更ですね。
ダノンヨーヨーストロングリターンとの追い比べになりそうです。
アパパネより人気が無い分、この両馬にとっては有利にレースを運べそうです。
本命に◎アパパネを取ったからにはヒモ荒れ注意として、馬券は馬連で手広く
流します。
8−(1・2・3・4・5・9・10・13・16・17・18)
勿論、取りガミ覚悟です。


あと、“夢馬券”ということもありませんが、(2・3・16)のボックス馬券も
買う価値はありそうですね。