これからどうなるんですか?

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2、3号機もメルトダウンの可能性…東電認める



東京電力は14日の記者会見で、2、3号機の原子炉について「最悪の場合、1号機と
同様のケースが想定できる」と説明し、核燃料全体の溶融(メルトダウン)の可能性を
初めて認めた。

 
1号機では、11日に水位計を調整した結果、炉内の水位が低く、燃料が冷却水から
露出して溶けたことが確実となった。
2、3号機の水位計はまだ調整していないが、1号機と同じ仕組みのうえ、もともと1号機
より低い水位を示している。

 
ただ、東電は炉内の温度などから、2、3号機は1号機より燃料の損傷が少ないと推定している。


(2011年5月14日22時34分 読売新聞)

→ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110514-OYT1T00824.htm


[,w500]


↑↑↑全然ダメじゃん!
チェルノブイリでの教訓が全然役に立ってないじゃん!
東電と保安院は、過去の重大な事例を研究して、念頭に置き、
今回のような“もしもの場合”の教訓に活かすべきでした・・・。



「福島に必要なのは石棺ではない」
チェルノブイリ汚染除去責任者



旧ソ連チェルノブイリ原発事故が起きた1986年から5年間、汚染除去作業の責任者を
務めたユーリ・アンドレエフ氏(ロシア)が産経新聞の電話インタビューに対し、
「福島第1原発事故に必要なのはチェルノブイリ原発を覆った石棺ではなく、東京電力から
独立した技術者の特別チームだ」と指摘した。一問一答は次の通り。


−−福島の事故の状況は

 
「2号機は炉心や原子炉圧力容器が溶融している疑いがある。国際原子力事象評価尺度で
チェルノブイリは最悪の7だった。福島の事故は日本がいう5ではなく、最初から6である
ことは明らかだ。今は6と7の間と判断している」

 
−−状況はなぜ悪化しているのか

 
「東電の情報が不正確で不足しているからだ。(企業というものは)会社の利益を優先して
行動するので作業から外す必要がある。幅広い知識を持つ経験豊富な技術者を日本中から集めて
特別チームを編成し、作業に当たらせるべきだ」

 
−−チェルノブイリで得た教訓は

 
「ヘリから放水したり原子炉の下に穴を掘ったり無意味な作業に追われた。原子炉内に核燃料が
あるのかを知りたかったが、実際はすでに溶け出して残っていなかった。ソ連当局は事故の原因
と規模を隠し、状況を悪化させた。日本では原子力政策と安全規制を同じ経産省が担当している。
世界的にみても安全規制当局は原子力産業界に依存しており、独立した委員会を作る必要がある」

 
−−福島でもチェルノブイリと同じ石棺が必要か

 
チェルノブイリで事故炉を石棺で覆ったのは放射線の放出を防ぐためではなく、残った原子炉の
運転を続けるためだった。福島で石棺が必要とは思わない」

 
−−放射能汚染の除去にどれぐらいかかるか

 
チェルノブイリでは原発の汚染除去に2年かかった。30キロ圏内の除去は実際上、不可能なので
行われなかった。福島の場合、放射線量が明らかでないので答えるのは難しいが、1〜2年かかる
可能性がある」

 
−−「フクシマ50」と報じられた現場の作業員について助言はあるか

 
「50人は少なすぎる。5千人以上を投入すべきだ。特別な防護服を着用してもガンマ線を浴びたり、
プルトニウムを吸引したりする危険性がある。確かに彼らはサムライだが、ロボットも導入すべきだ」


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/110401/erp11040120350010-n1.htm



誰が作業をしに行くの?