日曜競馬 回顧

競馬

[京成杯(G3)]


あぁ、スマートロビンはスタートで態勢を崩して出負け・・・。
前走は、たまたま互角に出たようですね。
まだトモが甘くパンとしていない証拠です。


エリカ賞は、結局は上がりだけの緩い競馬で、厳しい競馬となった
ホープフルS組の好走馬には敵わなかったですね、やっぱり。
勝ったフェイトフルウォーは、前走のホープフルSが3着に
頑張りまして、京成杯では同じ時計2.00.9での勝利。
2着には未勝利戦ながらも小倉二千をレコードで勝ったデボネア
いずれも時計を持つ馬同士での決着。
単に時計だけでなく 60.3−60.6 の緩みない流れで
上がりが36.6と、底力の勝負でもありました。
特にフェイトフルウォーは、この厳しい流れを先行しての粘り込みは
価値がありますね。
ステイゴールド産駒にしては馬格もあり、これでもまだ4戦目。
今後の伸びしろが楽しみになりました。
フェイトフルウォーデボネアは、これで皐月賞への展望が
開けましたね。 3着以下は離しました。
弥生賞スプリングSでひと叩きで本番を臨むのでしょうが、
堂々と皐月賞への名乗りを上げることが出来ましたね。




[日経新春杯(G2)]


当初は同じローズキングダムと同馬主であるルーラーシップは、
来週のAJCCに向かうハズでしたが、馬主の意向か今回の出走に
なりました。
極めて有力な2頭を同じ重賞レースに使うことに、当初は「?」
でしたが、この結果を見れば、ルーラーシップの出走が正解に
なったワケですね。
ローズキングダムは道中、折り合ってましたが、4コーナーに
入る前で武豊騎手が鞭を抜き、直線で詰まることを承知の上で
インに拘りました。
余程、手応えが怪しく、外に出す余裕が無かったのは明らかです。
う〜ん、今回の結果はどう評価すべきなのでしょうか。
ローズキングダムは何故このハンデ戦に臨んだのでしょうか。
来週のAJCCの方は別定戦であり、面子は楽で得意の中山です。
ルーラーシップは兎も角、ローズキングダムはAJCCに
行くべきでした。
橋口調教師も、「58キロ以上なら出ない」とJRAを牽制した
のも分からないではありません。
これがローズキングダムの本来の力量なのでしょうか。
オーナーサイドの意向の真意は?
ローズキングダムの出走の可否は、即興行に繋がりますからね。
売上低迷が続くJRAとしては、恐らく・・・。
穿った見方をすれば、調教師も馬主も「58キロ」ですら
厳しいという目で見ていたのでしょうか。
だからこそ馬主サイドはルーラーシップを出走させたと。
ルーラーシップの成長と強さ、そしてローズキングダムの評価の難しさが
残った印象ですね。