日曜競馬 展望

競馬


[京成杯(G3)]


以前の京成杯は、その前に朝日杯FSにラジオNIKKEI賞2歳Sがあるために
クラシックや古馬G1を狙えるような馬は出てきませんでした。 当然ですよね。
ほとんどローカル重賞並みの面子による競争でしたよね。
が、ここにきて皐月賞と同じ舞台からか、その後に活躍する馬も出走してきました。


昨年のエイシンフラッシュ(ダービー)、一昨年のナカヤマフェスタ宝塚記念)に
3年前のサンツェッペリン皐月賞2着)などですね。
今年も今後の活躍が期待される楽しみな馬達が出走します。
本命には◎スマートロビン内田博幸騎手)に期待します。
エリカ賞京成杯 は、昨年のエイシンフラッシュと同じ。
それに何よりも松田国英厩舎で鍛えられている馬です。
出遅れクセも治ったようで、エリカ賞では逃げての勝利ですよね。
2走前では、今回も人気になりそうなジャービスを差し切っています。
ただ、今回の出走馬の中には、エリカ賞よりも断然厳しい競馬だったホープフルS
組での好走馬も出走するので、そのヘンが強敵、鍵になりそうです。
また、まだ見せていない秘めた能力のある馬の激走もありますので、この時期の
3歳戦は思っている以上に難しいですね。
馬券は馬連で手広く
11−(2・3・5・7・8・10・12・14)




[日経新春杯(G2)]


昨年の3歳馬、つまり今年の4歳馬のレベルの高さには驚いてしまいます。
重賞でも条件戦でも、芝ダートを問わずに、その活躍ぶりが目立ちます。
このレースには、その4歳馬の中でも世代を代表するレベルの馬達が出走します。
その中、トップハンデを背負っても◎ローズキングダムは無様な競馬は出来ません。
火曜日にJRAのウエブサイトでハンデ「58kg」を見た時には、随分と
恵まれたハンデ(別定+2kg)だと思いましたね。
他の有力4歳馬が55〜56.5なのに、G1を2勝、G2・G3勝ちのある
5億4千万円ホースにしては“恵量”と言ってもいいでしょう。
「JRAは社台に遠慮しているのか・・・」などと勘繰る向きもあるかも
しれませんね。
オマケに重賞連対実績のないナムラクレセントとが57kgですしね。
因みに日経新春杯といえば、かつて、古馬になっての天皇賞馬であるメジロブライト
(5歳)が“酷量”ともいえる59.5kgを背負って、4歳良血馬のエモシオン
追撃を交わして勝った時の印象が強いですね。
強い馬は強いという印象を受けました。
武豊騎手も今年の古馬戦線では「この馬で!」の想いも強いはずです。
馬券は4歳馬同士の争いとみます。
5−(8・9・11・12・13)



ただし、当日の京都競馬場の天気はウェザーニュースのピンポイント予報では
「雪/曇」です。 雪が降ったり止んだりだそうです。
小雪でしたら、さして馬場の悪果には繋がりそうにありませんが、馬場が軟らかく
なると、+2kgが応えるかもしれません。
その時はヒルノダムールの台頭が考えられますね。



もうひとつオマケですが・・・。
小雪舞い散る日経新春杯といえば、テンポイントの悲劇を思い出すファンも
いることでしょう。 もっとも私は鼻たれ小僧の時分で競馬など知りもしません
でしたが、ハイセイコートウショウボーイテンポイントの名前は
知っていました。
ファンが多いアイドルホースでもあったテンポイントが天に召された時は、
社会的な大ニュースとして報じられていた記憶があります。
テンポイントにとっては、66.5kgという信じ難いハンデが仇となりました。
この悲劇を教訓として、ハンデのあり方の見直しがあったのは言うまでも有りません。