月曜競馬 回顧

競馬


[フェアリーステークス(G3)]


千米通過が57.1、上がりが36.6と想定以上のハイペースで
直線ズブズブの展開となりました。
この早い流れがハマッたダンスファンタジアは、中団で気分良く
折り合ってましたね。
1.33.7の勝ち時計と2着馬に2・1/2差を付けての圧勝劇。
流石に、良血馬に藤沢和雄厩舎だけのことはあります。
この競馬がこの馬の本来の姿なのでしょう。


パドックでは頭を上下させたりチャカついたりで、これがレースで
頭を上げて引っ掛かる心配がしましたけどね。 杞憂に終わりました。
しかし今後は難しいですね。
今回は展開がハマッた感じがしますが、これがスローで流れたら
どうでしょうか。
桜花賞までにもう1戦挟むのでしょうか。
そうなると5戦を消化しての競馬になりますから、馬にとって負担が
かかりますし、ブッツけで臨むのでしょうか。 難しい選択ですね。
レーヴディソールとの対決は楽しみになりましたが、レーヴは
馬に合わせたローテーションで桜花賞に望めますが、ダンスファンタジア
その分の不利はあるでしょう。
藤沢和雄調教師は、恐らくブッツけで臨むような気がします…。
因みに御母堂のダンスインザムード藤沢和雄厩舎)は、1月下旬の
500万下から3月のフラワーカップを勝って本番に臨みましたね。


アドマイヤセプターをパドックで観た時は「こりゃダメだな…」
と思いましたね。
腹が巻き上がっての馬体細化(−10キロ)は、誰が見ても分かった
でしょう。 完全にガレてましたね。 輸送が応えたのでしょうか。
最後は良血馬としての潜在能力で3着まで来ましたが、伏兵の
スピードリッパーに先着を許してしまいました。
ダメージが残らなければいいのですが。


横山典弘騎手が自信を示していたイングリッドは、引っ掛かって
試合終了。14着の惨敗でした。
加藤征弘調教師もショックだったことでしょう。
クラシックの王道云々は、ひとまず引っ込めざるを得ませんね。


で、ワタシの◎だったピュアブリーゼ(内田博幸騎手)は、位置取りは
よかったのですが、最後は差を詰めただけに終わりました。
この馬にとっては、距離が短かったのかなという感じですね。