対シナ隷属外交を止めよ!

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対中姿勢 ことなかれは主権損なう


中国の嫌がることは行わないという対中融和外交が一段と鮮明になってきている。
そうした姿勢は、尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件海上保安庁が撮影したビデオの
公開問題に表れている。

 
衆院予算委員会が13日に全会一致でビデオの提出要求を議決したことに対し、これまで
提出を先延ばししてきた仙谷由人官房長官は今月末に予定されている日中首脳会談に触れ、
「ビデオ公開を判断する一要素」と明言した。

 
これはビデオを公開する考えはないことを示したものだ。
中国側の反発で首脳会談が延期になることを懸念しているようだが、非があることを明白
にしない姿勢はことなかれ主義といえる。

 
これだけにとどまらない。ノーベル平和賞受賞が決まった中国の民主活動家で服役中の
劉暁波氏について、菅直人首相は14日の参院予算委員会で「釈放されることが望ましい」
と述べた。だが、それまでは「ノーベル賞委員会の評価をしっかり受け止めておきたい」と
釈放を求めてこなかった。

 
オバマ米大統領が中国政府に劉氏の早期釈放を求める声明を発表したほか、ドイツ、フランス
なども釈放を求めていた。欧米首脳と比べ、腰が定まっていない。

 
なぜなのか。

 
菅内閣の要である仙谷長官は民主党枝野幸男幹事長代理が漁船衝突事件をめぐり中国を
「悪しき隣人」と指摘したことに対し「歴史の俎上に載せればそんなに中国のことを言うべき
ではない」と批判するとともに「戦前の日本は、侵略によって中国に迷惑をかけた」などの
歴史認識を示した。

 
謝罪さえしていれば問題は解決
すると思っているのだろうか。

 
菅首相は「6月に胡錦濤国家主席と会った時点に戻れたと思っている」と関係改善に向かって
いるとの認識を示している。
11月に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の議長役を控えて
おり、温家宝首相との会談を経て胡主席の首脳会議出席を確実にしたいのだろう。

 
このような首相の対応はその場しのぎといえるものだ。
中国が今回、尖閣諸島の日本の主権を力ずくで認めない行動を取ってきたことにいかなる意図
があるのか。
「位負け」外交は日本の存立基盤を危うくしかねないことを強く認識してもらいたい。


→ http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101015/plc1010150337003-n1.htm


日本政府は以下の金言を肝に銘じておく必要がありますね。


ハンフリー・マーシャル(元在中米高等弁務官
「中国政府は武力及びそれを行使しようという意志の存在する場合
に限ってのみ正義を認める」


ロバート・M・マクリーン(元在中米高等弁務官
「中国との外交交渉はカノン砲を突きつけたときのみ行うこと
が出来る」


エルギン卿(英外交官)
「武力を用いることを余儀なくされるような事態になることは
自分としては不愉快だし気乗りもしないが、しかし中国人は
武力に対しては常に屈するが理屈には決して従わない国民だ」
ロドニー・ギルバート(支那長期滞在・作家)


「中国人は自分がトップに立って誰か他の者を押さえつけて
いるか、または自分より強い者の前で屈辱を受け恐れおののいて
いるか、のどちらかでなければ満足できない。
対等の基盤に立って誰かと公平に公正に付き合うことに中国人は
決して満足できないのだ」
『シナ大陸の真相』 K・カール・カワカミ著


『人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。
多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」』
ユリウス・カエサル


『現実主義者が誤りを犯すのは、相手も現実を直視すれば、
自分たちと同じように考えるだろうから、それゆえ馬鹿な真似は
しないに違いない、と判断したときである』
(ニコロ・マキャヴェッリ