日曜競馬 回顧

競馬


[セントライト記念(G2)]


◎ヤマニンエルブが刻んだ千米通過は58.7と、馬場を考えれば平均より
やや早いペースですね。 2番手以下はスローで流れました。
4コーナーを回った時点で優勝、いや少なくても連の確保は確信しましたね。
ゴール前で惜しくもクォークスターに差されましたが、ヤマニンエルブの逃げ粘りは
誉められて然るべきでしょう。 
確固たる逃げ馬がレースを引っ張ると、レース自体がハイレベルとなり締まりますね。
勝ったクォークスターはこの流れをほぼ最後方待機でジッと脚をためていました。
道中は折り合いに専念して、4コーナーからマクっての差し切り勝ち。
レースラップの上がりが37.0のところを最速の上がり34.0での末脚は
淀の直線でもその威力を如何なく発揮すればチャンスは十分ありますね。
これで中山での成績が(3・2・0・0)と、コース適性もありましたね。
2.10.9の勝ち時計は、レースレベルとしてはソコソコ高い結果でしたね。
これで馬連2,040円は美味しい馬券でした。
この結果を受けて来週の神戸新聞杯が楽しみになりました。
ダービー1・2着馬のエイシンフラッシュローズキングダムが、ひと夏を越して
どれだけ成長しているのでしょうかね。



[ローズステークス(G2)]


馬券的には◎アパパネがハナ差4着となり、悔しかったですが・・・。
馬体重+24キロのうち、4キロ程度は余裕残しだったのでしょう。
休み明けのせいか、向こう正面では折り合いを欠いてましたね。
千米通過が59.1ですので明らかにスローペースでした。
直線インの狭いところを馬群を縫って1度は抜け出しましたが、最後、脚が止まって
しまい、後続馬に差し切られました。
ただし本番ではキッチリ馬を作ってくるでしょうから、叩き一戦としては合格点
と言って良かったと思います。 そう思いたいですね、一応見せ場を作りましたし。
勝ったアニメイトバイオは道中中団で折り合いに専念して上がり33.8の末脚を
爆発させての差し切り勝ち。 ダテにオークス4着馬じゃありませんね。
僅差2着のワイルドラズベリーは上がり33.4。
阪神の外回りとはいえ秀逸な末脚ですね。あとは淀の内回りで同じ脚が使えるか否かが
鍵を握りますね。
オウケンサクラとアグネスワルツは、叩き一戦にしても少しだらしなかったですね。
アパパネを始めとする春の実績馬と、ここにきての上がり馬。
本番は予想に悩みそうですね。