日曜競馬 回顧

競馬


[クイーンステークス(G3)]


古馬との斤量差が3キロあったにせよ、今年の3歳牝馬のレヴェルの高さを
証明した結果でしたね。
勝ったアプリコットフィズは母の全兄がマンハッタンカフェという良血馬。
昨日も書きましたが、マンハッタンカフェ自体、夏の北海道で自力を強化して
菊花賞馬に輝きました。 アプリコットフィズも血統的背景を併せてこの秋の
秋華賞アパパネ等に挑戦状を叩きつける資格を得ました。
武豊騎手も復帰後の重賞制覇となってよかったですね。
期待した◎ヒカルアマランサスは道中いい感じで走ってましたが、結局見せ場なく
直線で馬群に沈みました。
馬体重の+12キロが効いたのでしょう。
パドックでは12キロ以上の全体的に余裕残しの馬体だったのを観て
◎をアプリコットフィズにしとけばヨカッタと少々後悔しましたねぇ。




[北九州記念(G3)]


テンの3Fが32.1という小倉とはいえ幾ら何でもという暴走ハイペース。
それに先行して付き合ってしまった◎デグラーティア
直線ではいったん先頭に立ちまして見せ場は作りましたが、やはり前半の
ハイペースが応えてかズルズルと後退。
レースの上がりが35.0とテンの3Fと2.9秒遅い所謂ズブズブの展開で
道中後方待機策が決まったメリッサが勝ちました。
しかし直線競馬が向かないとはいえ、アイビスSDで1番人気で18着という
前走を考えれば、◎に抜擢するには難しかったですね。




[天の川ステークス(1600万下)]


千米通過が3歳未勝利戦並みの60.2でレースの上がりが34.3と
新潟外回りコース独特のド・スローペースというお約束の競馬。
先行出来て確かな末脚を持った2頭の決着。
道中後方待機策のスノークラッシャーやシングライクバードが大外を回して
上がり33秒台で駆け抜けましたが、勝ったミステリアスライトが34.3、
2着◎リクエストソングが33.6で上がられては、物理的に届きませんね。
馬券はGET出来ましたが、競馬としては面白みに欠ける内容でしたかね。
そう、クイーンステークスと合わせて小島太厩舎が大活躍でした。