[フローラステークス（Ｇ２）]
結果的には人気馬同士の決着。
スピードが身上のアグネスワルツが作ったペースが
前半５Ｆ：６０．６ 後半５Ｆ：５９．６ 前後半１秒差の
馬場を考えればスローに近い平均ペース。２．００．２。
これはレースレコードです。馬場を考えるとレベルは高かったですね。
しかし最後の３Ｆが ３４．８（11.6 - 11.4 - 11.8）となれば
これは位置取りが先団にいないと、後続馬は苦しい展開ですね。
◎サンテミリオンは道中２〜３番手を追走して、３４．６の末脚で
アグネスワルツを交わすだけという、楽勝と言ってもいいでしょう。
素直で折り合いの心配なく、直線では確実にイイ脚を使い
府中二千メートル戦を楽勝したと考えれば、桜の女王・アパパネに
対して挑戦状を突き付ける資格は十分ですね。本番でも楽しみです。
[アンタレスステークス（Ｇ３）]
被り過ぎた人気を背負ったトランセンドはどうしたのでしょうか。
前半４Ｆ：４７．３ 前半５Ｆ：６０．０ 後半４Ｆ：４９．７
勝ち時計：１．４９．７
（12.0 - 10.8 - 12.2 - 12.3 - 12.7 - 12.6 - 12.6 - 12.2 - 12.3）
前後半の４Ｆの差が２．４秒！ これでは先行勢力は苦しいですね。
ペースが早くなるのは事前から分かっていましたが、それでも
トランセンドならスピードと底力で何とかしてくれると思いましたが ...。
結果的には中団を進んだ京都得意のダイシンオレンジと
マーチステークス２着はダテではなかったナニハトモアレ。
馬券的にはヒモ同士なので、「それもアリかな ...。」って感じ。
ウォータクティクスは、もうハナを切るスピードはなくなったようですね。
フサイチセブンは５８キロを背負って３着、頑張りました。
