日曜競馬 回顧

競馬


[朝日杯フューチュリティーステークス(G1)]


結果、1・2番人気馬でのワンツー。
ローザネイを租とする薔薇一族がとうとう「G1馬」という
大輪の花を咲かせました。
道中はずっと中団を折り合って追走。
直線では馬場の真ん中を通って、34.7の最速の末脚で完勝。
薔薇一族を預かる事の多い橋口厩舎としては、『やっと・・・。』
というところでしょうか。
小牧騎手もペールギュントの件もあるかもしれませんが、
喜びと責任を果たした充実感で満たされたことでしょう。


レースラップですが
12.0 - 10.8 - 11.4 - 11.9 - 12.3 - 12.3 - 11.7 - 11.6
前半4F:46.1  後半4F:47.9
千米通過が58.4 ですので、やや前傾ラップでしょうか。
キングレオポルドも流れに乗って先行、4コーナーでは先団に立ち、
「これは勝ったか?」と思いましたが、直線バッタリ。
確かに、道中は力んでムキになって走っている面はありましたが、
折り合いを少し欠いたのが敗因でしょう。



しかし、ローズキングダムは、レースセンスの良さは抜群ですね。
ペースと距離を問わない、自在性の脚質が最大の武器でしょうか。
そして確実な末脚は魅力ですね。
鞍上にとっては、その分責任は重いですね。



因みに、JRAが意地悪をしたワケではないでしょうが、直前の10Rは
朝日杯と同条件の準オープンの芝千六。
12.1 - 11.0 - 11.3 - 11.8 - 11.9 - 11.8 - 11.4 - 11.9
前半4F:46.2  後半4F:47.0
千米通過が58.1ですので、平均ペースでの 1.33.2
やはり2歳との格差はあるようですね。



古馬と2歳馬を比較するのは酷ですが、朝日杯は古馬1000万下程度のレベル
でしょうか。 現時点では、十分に合格点でしょう。
薔薇一族にG1を、は分かるのですが、クラシックを考えれば、出来れば
次週のラジオNIKKEI杯という選択もあったかなぁ〜、という気はします。






[阪神カップ(G2)]


日本最強の芝千四馬、キンシャサノキセキ
これ以上、言うことはありません。
つまらないレースでした。
千米通過が56.3は、OP馬と雖も、流石に速すぎますね。
ゴール前では、お約束の如く、先行馬と後続馬が見事に入れ替わりました。
サンカルロは復帰に手応えを掴んだだけでも、阪神遠征は意義がありました。
しかし、掴みどころのないレースですねぇ。