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[ジャパンカップ(G1)]


ところで、今年で29回目になるジャパンカップですが、このまま続ける意味は
あるのでしょうか。
欧州は凱旋門賞、米国はブリーダーズカップが終わって、現在はシーズンオフに突入。
その時期に歴史的にも浅く、競馬では先進国とは言い難い国での国際G1とはいえ
世界競馬の中では、せいぜい「福島記念」程度の評価なんでしょうか。
勝っても種牡馬になれるかは ・・・。
それに、外国馬を招待しなくても、有力な日本馬が積極的に欧米の大レースに参加する
ようになりましたし、結果も残してますよね。



そんな時期に、欧米の一流馬が本気で勝ちに来るワケもなく、JRAが八方手を尽くして
それなりの馬をご招待して施行されるのが、これまでのジャパンカップ
まぁ、中にはマイケル・スタウト師のピルサドスキーやピシングスピールのように
勝負に来る馬もいますが、どちらも翌年から日本で種牡馬生活を送るための
お披露目的な意味合いが強かった気がしますね。



今年は人気になるコンデュイットは、マイネル軍団の総帥・岡田繁幸氏が既に購入済みで
来年から日本で種牡馬生活を送る馬です。
厩舎もJC2勝の上記のスタウト厩舎。 これは絶好の狙い目か?
しかし勝った2頭との違いは、そのローテーション。
コンデュイットは、BC(カリフォルニア)→英国(免疫ルールで一度自国へ帰国)→
日本、という過酷なローテーション。 JCを勝った2頭は、余裕を持っての来日でした。



今年のジャパンンカップリーチザクラウン神戸新聞杯時(2.24.5)よりも
後続に脚を使わせるように、やや早めの流れを作りそうですね。
この馬にとって唯一の戦法である、“肉を切らせて骨を断つ”戦法ですね。
スピードと底力が試されるレースになりそうです。



スクリーンヒーローコンデュイットに期待します。
スクリーンヒーローが勝てば、初のJC連覇、コンデュイットが勝てばスタウト師にとって
JC3勝目、いずれも褒められて然るべき偉業でしょう。
コンデュイットについては、実績+スタウト師の手腕に期待します。
凱旋門賞→BC→JC のローテーションは相当きついのですが、1995年にマイケル・ロバーツ騎手
が確勝を期して連れて来たランド(独)が勝った例があります。
馬連の相手は、
ウオッカ  レッドディザイア オーケンブルースリ の3頭です。
18−(5・6・10・16)  16−(5・6・10)  以上の7点です。
リーチザクラウンも面白いのですが、如何せん精神的にまだ信用し切れませんねぇ。