日曜競馬 回顧

競馬



[NHKマイルカップ(G1)]


ん〜〜〜〜っと。千八以上の重賞実績? ははは。
いやはや何とも ・・・。 前日予想が ・・・。
絶好の軽い高速馬場で、ホントに稀に見られるような
スピードレースになりました。
底力以上にスピード能力、それも平均的に持続するスピード能力が
試されるレース展開(馬場)になりましたね。



レースラップですが
12.2 - 10.8 - 11.3 - 11.2 - 11.7 - 11.5 - 11.7 - 12.0(緩みなし!)
4F 46.9 - 3F 35.2  
1000m通過 57.2 → 上がり 35.2 ( テンの 57.2 は早い!)
前半4F 45.5 → 後半 46.9  1.32.4(レースレコード)
2F目の 10.8 と、テンの 12.2 を除けば、他の 6F は 11.2〜12.0
極軽の絶好の良馬場でこその、流れに乗れた平均的かつ持続的な
スピード能力を持ち、先行した馬にとっては余りに理想的な展開。
てか、それ以外の馬は出番無しの条件が揃いましたね。
後方折り合って云々は問題外で、馬の気分に任せてスピード能力をフルに
活かし切った馬達に軍配!



これだけのハイペースなら後団に控えていた、人気馬が直線で
差し切っても良いのでは? と、考えがちですが、これは違います。
これだけのハイペースになると、後続馬も追走にそれなりの脚を使います。
本来ならば温存すべき末脚が直線で爆発させる前に、追走中になし崩しに
使ってしまいます。 故に、差し切るどころか、直線では1頭でも
抜くのが精一杯の抵抗に終わります。
オマケに前が止まらない極めて軽い高速馬場。
また出走全馬、このような厳し過ぎるスピード競馬・展開は初めてですからね。
戸惑った馬が多かったのではないでしょうか。



潜在的スピード能力+極軽スピード馬場+展開
この足し算にドンピシャリとハマッタのが、ジョーカプチーノでした。
ファルコンS(G3)でスピード能力を示しつつ、前走NZTは
0.3 差(1.34.1)の3着。
でも、ここまでのスピード能力があるとは、この戦績では見抜けませんでした。
2着のレッドスパーダ藤沢和雄厩舎)は、前走で現時点での3歳最強馬の
アンライバルドの僅差2着ですから、これぐらいは …。
でも、やはりここまでのスピード能力を見抜くのは至難の業でしたでしょうか。



結果、1着〜3着までが先行勢。後方追込み組は正に用無しでしたね。
アイアンルックは不利が痛かったですが、それでも自力で追いあげての8着 …。
ブレイクランアウトは、能力はあっても休み明けで、この展開では仕方ないでしょうか。



う〜ん、競馬は難しいですね。
8Rで芝千八(1000万下)が 1.46.3
9Rで芝千四(1600万下)が 1.20.8
などと、軽い高速馬場はハッキリしていましたので、マイルCも先行勢が飛ばしたら …?
と思いまして、実はジョーカプチーノほか波乱を想定して、ベタベタと9頭に
流してしまいました …。
まぁレッドスパーダジョーカプチーノは買えても、この組み合わせは
難しかったですねぇ。


あ、今日は「母の日」でしたので、洒落で? 
いや、この可能性は低くもないかなと思いました w