余りに可哀想で・・・

競馬

[,right,w150]
『元タレントの清水由貴子さん、硫化水素自殺か』


21日午後1時20分ごろ、静岡県小山町大御神(おおみかみ)の冨士霊園で、
元タレントの清水由貴子さん(49)=東京都武蔵野市=が死亡しているのを
霊園の男性職員が発見し、119番通報した。
清水さんの顔には複数の洗剤などが入ったポリ袋がかかり、
「ご迷惑をかけてすいません」と書かれたメモを持っていたことから、
御殿場署は硫化水素自殺したとみている。
死亡時刻は20日午後5時ごろで、父親の墓前で倒れていた。


同署によると、清水さんの近くには、母親とみられる80歳前後の女性が
車いすに座ったままうなだれており病院へ搬送された。命に別条はない。



以前、所属していた事務所などによると、清水さんは平成18年3月、
病気がちな母親の介護のため芸能活動を引退し、都内の民間企業で働いていた。


 
清水さんは昭和52年に「お元気ですか」で歌手デビュー。
萩本欽一さんの欽ちゃんファミリーとしても活躍した。


→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090421-00000623-san-soci



あんなに明るい女性だったのに・・・。
母親の看護・介護のために芸能界を止めて、民間会社で働いてたんですか。
それにしても、墓前で ・・・。
恐らく、母親の介護に疲れ果てたのでしょう。 心身ともに。
どんなに一生懸命に介護に励んでも、病気で弱った老人が良化することは
マズ無いでしょうから ・・・。
彼女は、幼少で父親を亡くして貧しい母子家庭で育ち、妹に母親と3人で
身を寄せ合って生きてきたようです。
そしてその母親の苦労を目の当たりにして、高校時代に芸能界入りして稼ぎ、
家族を支えてきた ・・・。
そう、幼い頃から見続けた母親の苦労とそれに報いる想いが
彼女をして、これまで母親の面倒を看る原動力になったのかもしれません。



想い入れが強く、真面目で真剣に介護に取り組めば、取り組むほど、
一向に良くならない、平行線でもなく日々下降線を辿る母親を見て
その反動というか、絶望感と孤独感、自らの無力感に悩まされたのかもしれません。
また、これも勝手な想像ですが、ここまで思い詰めて介護に当たった場合、
母親の死が切っ掛けで、重い欝病に陥ることも考えられますかね。



謹んで、お悔やみを申し上げます。



悲しき雨音(欽ちゃんバンド)

http://www.youtube.com/watch?v=-a3R7FSk8eU:movie,w350



'88-90 ヤクルト

http://www.youtube.com/watch?v=c9RPxHBUlPY:movie,w350