日曜競馬 展望

競馬

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[中山記念(G2)]


伝統と格式を誇る、我らが中山競馬場の「冠レース」ともいうべき中山記念
自宅からバスと電車を乗り継いで、京成線「東中山」駅より
テクテク歩いても、約50分で馬場に到着。 まさに地元。
まぁ、東京競馬場のように、ユーミンの「中央フリーウェイ」の歌詞になったり
多摩丘陵を臨み、大國魂神社ほか、まさに“府中の杜”を体現する雰囲気抜群の
日本を代表するチャンピオンコースである競馬場には敵いませんけど ・・・。



開催レースも、東京優駿牝馬優駿天皇賞などを開催する府中に比べ
中山は、皐月賞スプリンターズS有馬記念など、ちょっと格では落ちますが
それはそれで中山らしい競争です。
それでも、やはり中山競馬場の目玉は有馬記念でしょうね。
府中の2500じゃなく、中山のトリッキーな2500だから面白みが増すというものです。
冬の中山、乾いた空気と熱気の中で鳴響くG1ファンファーレは感慨深いです。
有馬記念、日本の年末の風物詩ですよね。



さて今回の中山記念ですが、少頭数と雖も、例年より粒は揃った感じです。
G1ではチト足りなくても、G2以下では威張れる馬達ですね。
以前は、休み明けのサクラローレルがここをステップに勝って
天皇賞(春)にてナリタブライアンを差し切って戴冠したなんて
こともありましたねぇ。
さて今年ですが、◎候補としてカンパニー、アドマイヤフジエアシェイディ
の3頭のどれを・・・、と悩みましたが、カンパニーの連覇に期待します。
昨秋、天皇賞(秋)マイルチャンピオンシップでの競馬っぷりは、この中に入れば
秀逸な走りと言っても過言はありません。 昨年のような先行抜け出しが理想です。
アドマイヤフジは、先の中山金杯を見ると、逆転候補筆頭ですね。
エアシェイディは、この後は秋まで休養のため、ここ目一杯。
トウショウシロッコは、前走ではエアシェイディに同タイムの僅差勝負。
ドリームジャーニーは、展開と馬場ですかね。まぁレースは良馬場でしょうけど。
キングストレイルは、気性が難しい馬ですね。ハナ切っての粘り込みには要注意。
馬券は馬連より3連複が面白そうですね。



[阪急杯(G3)]


高松宮記念の前哨戦なら1200mに戦にしろよ、JRAよ。
阪神の芝は良発表ながら、多少渋っているのかクッションが効いているのか
少し時計がかかる馬場ですね。
ただし、馬場自体は良いので、やはり先行有利で追いこみは辛いでしょうか。
しかしながら、明け4歳で今年の飛躍を期待される◎ファリダットから入ります。
右側の馬群を見ながらマイペースで不利なく進めるのはイイのですが
余り後ろからで多頭数で4角→直線で大外を周ると、厳しいかもしれません。
少なくても、直線に入るところでは、射程圏に入れて欲しいです。
ま、そこは阪神千四(2・1・0・0)の相性の良さで何とかカバー。
馬連の相手は
ドラゴンファング ビービーガルダン トウショウカレッジ ローレルゲレイロ
押さえに 人気が無さそうなマイネルレーニア ファイングレン  ですね。



[いよいよクラシックへ]


明日から早くも3月ですね。
次週は、いよいよクラシックトライアルレースが始ります。
土曜日にはチューリップ賞ブエナビスタ、いよいよ始動です。
日曜日には弥生賞。おおッ!早速、ロジユニヴァースセイウンワンダー
直接対決です! 楽しみですねぇ。



[調教師引退]


あ、今日が2月最終日ですので、調教師の引退がありました。

美浦

岩城 博俊  大和田 稔  沢 峰次  田子 冬樹  中野 隆良

ヒシアマゾングリーングラスを手掛けた中野調教師が引退ですねぇ。
次の“ヒシ” 印の主戦厩舎はどこになるのでしょうか。


栗東

武 邦彦  中尾 正  浜田 光正

ターフの魔術師、武豊幸四郎の父である武邦彦調教師が、いよいよ競馬界から
現役引退になるんですねぇ。
ビッグサンデーオースミコスモなどコンスタントに重賞馬を輩出した中尾調教師。
“完璧な競走馬” ビワハヤヒデを世に送り出した浜田光正調教師。
お人柄の良さも言われてました。


皆様、お疲れ様でした。