シナの環境汚染

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『塵に包まれる東洋の真珠・香港、
上昇する大気汚染指数』

香港市街地で最近更新された大気汚染指数によると、
その汚染程度が再び危険警戒レベルを超えたことは
明らかであり、大気汚染指数(Air Pollition Index)は
2008年の同時期に比べ14%悪化している。
これは2000年の記録開始以来の最高値であり、
香港の空気の品質レベルが悪化し続けている事を示している。


香港環境保護署2009年公布の数字によると、空気汚染が再びWHOの定義する
危険警戒レベルを超えたという。
最も賑やかな繁華街である中環や銅鑼湾などで採られたデータによると、
これらの地区のAPI指数は2008年よりも14%増加しており史上最高となった。

 
数年来、広大な華南地区では工場が林立し、香港地区までおよぶ深刻な
大気汚染問題が蔓延しており、この問題は香港の国際金融の中心的地位を
脅かすのではないかと人々は懸念している。
香港行政長官・曾萌権氏の発表によると大気汚染問題はすでに香港地区の
死活問題に及ぶほどの重大な議題となっており、同政府は停車中の車両の
アイドリング運転禁止など、一連の改善措置を継続的に打ちだしている。

 
先日、香港環境保護組織「地球の友」が開いた記者会見で、香港政府が
現在持つ基準では悪化した大気の状態を反映するには不十分とし、
特にポイントとなる浮遊粒子の測定基準については、同組織はまず香港政府が
率先して本当の測定基準を採用することを極力促すべきと指摘している。

 
民間のシンクタンクシビック・エクスチェンジ」が昨年発表した報告によると、
ここ数年、香港・マカオを含むすべての華南一帯では日増しに悪化する
大気汚染により毎年1万人が死亡しており、その中でも青年、壮年層がかなり多いという。
また、咳、喘息などの各種呼吸器官疾病も年々増加しているそうだ。
香港のある医師は、現地の約10%から15%の児童に喘息の症状が見られ、
5年前の5%に比べおよそ10%も上昇していると指摘している。

 
世界銀行の報告によると、全世界で汚染が最も深刻な20都市のうち、
16都市が中国で、都市周辺に住む人々およそ4億人以上が深刻に
汚染された大気に毎日晒されているという。


→ http://jp.epochtimes.com/jp/2009/01/html/d23838.html



一目で分かる中国の環境汚染


→ http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/