日曜競馬 展望

競馬


さて、始まりましたね、師走競馬。
年末恒例の中山・阪神開催です。
早いものであと1開催。 頑張らなきゃ!
でも、師走の中山は“荒れる”んですよねぇ...。
各厩舎陣営、年間を通じて損をさせっ放しの馬主や
その他関係者のために、丹精込めて“一発勝負” を
することもあるとか、ないとか ...。


何よりもこの時期、「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」が楽しみです!
海外の一流騎手の腕比べの醍醐味は、いつ見ても関心してしまいます。
このWSJSは、JRA企画モノの傑作だと思ってます。
出来れば、4レースじゃなくて、6レースで競って欲しいのですが。



今日のステイヤーズステークス鳴尾記念は面白かったですね。
フローテーションの長距離適性はホンマモンですね。 血統ですね。
藤岡佑騎手の騎乗ぶりは良かったと思いますよ、積極的で楽しめましたし。
が、フローテーションを目標を定めた横山典騎手に、目標とした者の
展開の有利さがありました。



[ジャパンカップダート(G1)]


今年から東京ダート2100m から 阪神ダート1800m に衣替え。
面子は国内勢は文句なしも、海外勢は「国際G1」の格とは程遠い
メンバーですねぇ。 相変わらず。
もう止めたら? ジャパンカップも、ジャパンカップダートも。
この時期、欧米ともシーズンオフだし、彼の地の有力馬が
わざわざこの時期に日本まで遠征する意味もないし、
JCなんて世界競馬の中では、所詮は「福島記念」「新潟記念」みたいな
ローカル重賞に過ぎないので、勝っても種牡馬の価値向上にはならないからね。
要するに、顎足付きの至れり尽くせりの招待レースでも、
欧米の有力処から積極的に参加する意味って余りないのよね。
そして、何より ...。
日本馬が積極的に海外のビッグレースに参加して、活躍してますので
日本で国際招待レースをするのも、どうかと。
それに、来週には香港で国際レースがあるからねぇ。
ヘタするとJCなんて、香港国際レースへの叩き台って馬もいるんじゃね?



さて、海外参加馬は、ハッキリ言って分かりません。
因みに全馬、右回りは初めてです www  そこが府中とは違います。
まして、日本のダート(砂)が合うかどうかなぞ、走ってみなきゃ分からないでしょ?
米国のダート(粘土質の土)やオールウエザーの馬場に慣れた馬が
サンド状のダートへの適応も問題になりますね。



フリートストリートダンサーのように、米国では正真正銘の二流馬であっても
国内最強を誇ったアドマイヤドンを負かしてしまいますからね。
日本のダート馬のレベルは低いです。
てか、日本のダート馬は、芝では頭打ち又は能力的に足りない馬達ですから。
ダート競馬が本場の馬達には、とても敵わないでしょうよ。
米国のBCクラシックやドバイWCなど、海外のダート最高峰へ遠征した
日本有力馬の成績を見れば一目瞭然です。
が、日本の芝の競馬のレベルは高くなりましたから、芝の国内G1級なら
海外でも十分に通用するワケですよ、例えダートであってもね。
いい例が、トゥザヴィクトリーのドバイWC2着でしょうかね。
では今回、芝G1で活躍しているアドマイヤフジは?
初ダートなら、調教で前に馬を置いて砂を被って走る調教をすべきですが
気性的にその調教が出来ないようですので、見送りでしょうねぇ。



余り、というか全然気が向かないG1です。
ヴァーミリアン    実績と自在性の脚質、やはり軸ならコレでしょうね
サクセスブロッケン  未知の魅力はあれど、時計の裏付けの無さでチョイ減点
メイショウトウコン  スローペースは考え難いのでマクリ警戒
ワンダースピード   ちょっと家賃は高そうですが展開と時計勝負なら
サンライズバッカス  この馬も差しが決まる展開なら
カネヒキリ      能力の元値の高さでどこまで
カジノドライヴ    どんな競馬をするのか楽しみですね



本来ならカジノドライヴが◎かもしれません。
米国三冠レースでマジで勝負になりそうな馬であれば、ここなら楽勝も可能です。
藤沢和雄厩舎+アンカツ のコノビも魅力なんですが ...。  参戦過程に?
何かとお世話になっているブルーコンコルドは、やはりこの馬はマイル戦でこその
馬でしょうね。 マイルの流れが合っているのでしょう。



馬連6−7で決まったら? まぁ、その時は取りガミ覚悟ですね。
元々、有馬記念を除きG1だから特段厚く勝負するワケではありませんから。
勝負レースは通常なら、ダート短距離・中距離戦ですので。