お手柄!

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『シェパードが911番、飼い主の命救う
3度目のお手柄』


アリゾナ州フェニックス(AP) 
アリゾナ州ジャーマン・シェパード「バディ」が、
飼い主の発作を日本の110番と119番に相当する911番へ
「電話で通報」し、命を救うお手柄を立てた。


同州スコッツデールの警察が14日に明らかにした。
バディのお手柄はこれで、通算3度目だという。
バディが911番に連絡したのは、飼い主のジョー・スタルネイカーさんが
発作で倒れた今月10日だった。
911番の記録によると、通報を受けた通信係が、
「もしもし、こちらは911番です。聞こえますか?誰か電話に出る人はいませんか?」
と何度もたずねる声と、これに答えるバディの鳴き声が録音されていた。
通報を受ければ、すぐに警官が駆けつけることになっているが、
スコッツデールの救急システムではスタルネイカーさん宅に
911番通報できる介助犬がいると明記されていた。
バディからの通報を受けて警官が急行。
スタルネイカーさんはすぐに病院に運ばれ、2日間の入院を余儀なくされたが、回復したという。
スコッツデール警察のマーク・クラーク警部によると、バディが通報したのはこれが3度目。
いずれもスタルネイカーさんの発作時だった。
スタルネイカーさんは約10年前、軍での訓練中に頭部を負傷して以来、発作が起きるようになった。
現在1歳半になるバディとは昨年、生後2カ月のころに、介助犬のトレーニングセンターで出会った。
今では問題があったときに通信員が応答するまで911番にダイヤルし続けることができるという。
クラーク警部は、「本当にびっくりする。ベテランの911番通信員も、
こんな話は聞いたことがないんじゃないかな」と驚いている。

→ http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200809150032.html