日曜競馬 回顧

競馬



[セントウルステークス(G2)]

カノヤザクラは、決して叩き台ではなく、ここ勝負の馬。
スタートを決めて、平均ペースにて道中を先行勢の直後を進む理想的な展開。
直線で力強く抜け出して、力で捻じ伏せましたね。 完勝ですね、立派!


今後は恐らくスプリンターズステークスへ向かうとは思いますが、さて如何に?
スズカフェニックスは出遅れてマクるも、惜しくもない8着。
ファイングレンは59kgを背負ってとはいえ、全く見せ場もない9着。
この2頭は、自分で競馬を作れない弱みを露呈、再確認してしまいました。
本番での展望も黄信号点滅ですね。



[京成杯オータムハンデキャップ(G3)]


序盤のゴスホークケンダンツキッスイクーヴェルチュール
激しいハナ争いが、このレースの展開と性格を決めてしまいました。
前半1000m 通過が 55.9!
前半1200m 通過が 1.07.8!
結果 1.32.1  上がり36.2の超ハイペース → ズブズブの展開。
よく先行馬が多いと、往々にしてペースが落ち着くこともありますが、
今回の先行馬では、ハイペース必至でしたね。
ゴスホークケンは1200m でも掛り気味ですし
出遅れたステキシンスケクンは、近走は逃げなきゃ用無しですもんさ。
結果、桜花賞馬・キストゥヘヴンがG1馬の底力を見せつけた快勝!
差し馬の展開が向いた他力本願という甘いモノではなく、まさにG1馬の貫録的底力です。
逆に言えば、絶好の位置取りをキープした◎リザーブカードは、結果的には
この競馬を乗り切る底力が不足していたということでしょうね。