『ビーチバレー・浅尾美和の妹が交通事故死』
ビーチバレーの人気選手、浅尾美和(22)の妹で、
高校3年生の美紀さん(18)が先月、
三重県鈴鹿市内で交通事故に遭い、
今月5日に同市内の病院で死亡していたことが8日、明らかになった。
美紀さんが事故に遭ったのは8月12日の朝。自転車に乗っていて、
鈴鹿市内のT字路で乗用車と出会い頭に衝突した。
病院に搬送されたが、意識不明の重体が続き、そのまま意識が戻ることなく、
5日に息を引き取ったという。
関係者によると、浅尾は病院にかけつけ、看病などをしていた。
6日の通夜、7日の告別式にも参列したが、ショックが大きく、
所属事務所は8日、「今回の件で浅尾本人のコメントは差し控えたい」と話した。
ただ、「自身のブログで近日中に(心境を)公表したい」としている。
で、この事実を知ってか知らずか・・・
いや、文面を見ると知った上で書いたようだね。
まさに鬼畜・井上学@中日新聞
『ビーチバレー・浅尾ドタキャン プロとしての責任は・・・』
“ビーチの妖精”浅尾美和(22)=エスワン=が5日、岡山県玉野市で開幕した
今季国内ツアー最終戦「アイムの家オープン」をドタキャンした。
大会主催者は「家族が急病になったとのことで棄権の連絡が入った」と説明。
6日の本戦から出場するためビーチ隣接の宿泊ホテルまでは来ていたが、
会場に姿を見せることなくとんぼ返りしたという。
同県内で初のツアー開催とあって、この日は浅尾の試合がないにもかかわらず、
観客席やビーチ周辺に100人近くのファンが集まっていた。
出場前日は通常、砂の状況を確かめるために本番コートで練習する。
ペアを組む西堀もそのつもりでビーチに現れたが、1人では何もしようがなかった。
浅尾のツアー欠場は、8月末の東京大会から2大会連続。
関係者によると、前回は「CM出演企業と大会冠スポンサーが同業種」というのが理由だったという。
13日からは福井で、20日からは六本木で特別大会がある。
北京五輪期間中もテレビ局の特別リポーターとして大忙しだった浅尾だが、
ビーチ復帰のメドは立たない状態だ。
▽日本ビーチバレー連盟・川合俊一会長
「人気選手の浅尾が2大会連続で出場できなくなってしまったことは残念。
ファンの方にも申しわけなく思う」
記者の目
親の死に目にも会えない。
プロとはそういう覚悟を持って戦う“特殊な人”だと思っている。
もちろん、家族を大切にする気持ちは分かる。しかし、今や浅尾は“ビーチの顔”である。
片田舎のビーチにまで足を運ぶファンのためにも、
プロとしての責任を果たすべきではなかったか。
彼らは欠場することも、その理由も知らないのだ。
主催者は「詳しいことは所属事務所に聞いてください」と繰り返した。
今大会の欠場を知る前、浅尾を指導するコーチに練習の再開時期を尋ねると、
「(事務所から)答えるなと言われている」と返された。
いろんな種目で多くの選手や関係者を取材してきたが、こんな対応は初めてだ。
浅尾がいなければ、ビーチバレーにこれほどの注目が集まることはなかった。
だからといって、芸能人を扱うがごとく、周囲が過保護になってしまってはならない。
“タレント選手”などと言われることのないように、真のアスリートとして成長する
手助けをする必要があるのではないか。 (井上学)
→ http://www.tokyo-np.co.jp/tochu/article/sports/news/CK2008090602000168.html
【参考】
『交通事故で亡くなった実妹(17)の葬儀に参列 試合を欠場した浅尾美和に対し、
東京中日スポーツ井上学記者が「周囲が過保護」だと罵詈雑言』