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『プリズン・ストーリーズ』(ジェフリー・アーチャー著・新潮文庫


読み始めました。
第1節「自分の郵便局から盗んだ男」、期待通り面白いです。


同書「前書き」より抜粋

5つの刑務所を転々としながら、2年間にわたって収監されていた間に、
わたしは獄中日記の日々の記述に含めるのにはふさわしくないいくつかの
物語を耳にした。
目次ページではそれらの短編に*印がついている。
その9編はすべて面白おかしく肉付けされているが、どれもみな事実に
基づいている。うち1編を除いて、当事者の囚人たちは実名を出さないよう
わたしに注文をつけた。 ・・・・・・


ね、面白そうでしょ?


塀の中の懲りない面々』(安倍譲二著)
『殺られてたまるか』(浅田次郎著) などなど、洋の東西を問わずに
刑務所モノが面白いのは、やはりそこが非日常に満ち溢れているからでしょうね。
日々、大して変化もないルーティンな毎日を送っている大多数の庶民にとって
その善悪の是非を問わなければ、やはり興味を引く分野なんでしょうね。



ジェフリー・アーチャーについては、
『百万ドルをとり返せ!』『めざせダウニング街10番地』などや
短編小説を読んできましたが、どれもコレも英国風ユーモアを交えたストーリーと
ウイットに富んだ文章がいいんですよね。


参考 wikipedia:ジェフリー・アーチャー


プリズン・ストーリーズ (新潮文庫)

プリズン・ストーリーズ (新潮文庫)