国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員会は24日、中国のチベット問題などで批判を浴びる
北京五輪の開催を支持し、開会式のボイコットなどをしないよう訴える異例の声明を発表した。
同委員会は選手の意見をIOCに反映させることを目的に現役選手や元五輪選手らで構成される。
声明は北京での開催を決めた7年前の選択を「適切な論拠によるものであり、現在も適切である」と支持。
開会式の入場行進は「誇りを感じる重要な瞬間であり、今も好ましく思い出されるもの」として、
一部の国家首脳によるボイコットの動きをけん制した。
また「選手には意見を表明しない権利もある」と述べ、発言を求める周囲の圧力があることを示唆。
「何年も練習を積んで迎える大事な時に、政治的な問題による重荷を背負わせないでほしい」と
競技に集中できる環境を要望した。
一国を代表してオリンピックに出場する程のスポーツマンの思考回路には
どうやら国境は存在しないようで。
(中国のチベット侵略に抗議するための聖火リレーの妨害行為について)
「7年も前に(オリンピックの)開催地が北京に決まったのに、
なぜ今この時期に妨害活動をエスカレートさせるのか。
がんばってきた選手の人権も考えて欲しい。」
アテネオリンピックで41歳で銀メダルを獲得して自ら “中年の星” と自賛するのはご愛嬌でも、
この人達にとってはチベットや東トルキスタンにおける中国による弾圧、虐殺に民族浄化など
取るに足らない出来事なのだろうか。
他人が不当かつ悲惨な迫害を受けるのを横目で見ながら、平穏無事な世界でスポーツに汗を流す
俺達の権利を優先させろッ!ってことですか。
そんなに大観衆の前で注目されたい、喝采を浴びたいのか、自分達の欲求さえ満たせば、
それでイイのか、どうなんですか。
一体、各国における聖火リレーを妨害行動は、伊達や酔狂の悪戯によるものだと考えてるのか。
こういうのを “スポーツ馬鹿!” というのでしょうかね。
ま、ワタシなんかも子供の頃から、野球、サッカーと柔道をやってましたので
その気持ちは分からなくはないまでも、そんなコトは決して口に出すことではないなー。
確か、モスクワ五輪をボイコットした際にも、まったく同じような発言が新聞・テレビを
賑わしましたねぇ。 某柔道選手が泣きながら訴えてましたねぇ。
「ソ連軍のアフガニスタンへの侵攻? 関係ねぇよッ!」じゃないでしょうにね。