大変ですねぇ ...。

競馬

bakenshikabuya2007-12-30

年末恒例の “所要” のため、朝イチで小田急線「千歳船橋」へ。
用事を済ませて、紀伊国屋書店新宿本店に向う。
年末年始に読む本を漁る。
っても先日、三省堂書店(千葉そごう店)にて3冊ほど購入してまして
所詮は1週間程度の休みなので、その3冊で十分間に合うような気がしますが
まぁ折角、ここまで来たのなら。



高校時代からよく利用してます。紀伊国屋書店の新宿本店。
特に2階の文庫と新書フロアーが、いいですねぇ。
相性が良いといいましょうか、何となく読みたくなる本が目立つ位置に
揃えてあるような感じでしょうかね。
あー、でも、やはり文庫&新書の新刊不作状態が続いているせいか、
買って読みたくなるような本はないかなぁ ...。
と思っていた刹那、あれッ?これは? ...。



文庫コーナーの一番手前の“イチ押しコーナー”と少し先のミステリーコーナーにて
平積みされてましたねぇ。 
ミステリーコーナーでは同じ医療系ミステリーだからか、『チーム・バチスタの栄光』と
隣り合わせに置かれてました。
『完全版 摘出 つくられた癌』『完全版 昏睡 かくされた癌』
(露村悠康(つゆむらはるやす)著 新風舎文庫)  の2冊を購入。
著者は阪大医学部出身の現役医師だそうです。
ただ、出版社は何かと問題がありそうですねぇ ...。


→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E9%A2%A8%E8%88%8E


紀伊國屋書店の書店において、イベント企画を提案し、新風舎フェア等の催しを
 行うこともある。」
なんて書かれてますが ...。



帰路、駅前の某定食屋さんにて昼食を取る。
食券を購入して席につく。 対面のテーブルには、親子の姿が見えます。
父:50代後半かな? 白髪で、上はトレーナーで下はジャージ姿
子:18〜20代前半か? スポーツ刈りで、衣類は父同様
ただし、この子(♂)は明らかに、知的障害を負っている感じです。
やたらにヘンに陽気で意味不明な単語を身ぶり手ぶりで周囲に連発して笑っている、
別段、珍しくないアノ姿です ...。
ただし、目に付いたのは、この父親です。
店員さんには、多少強気というか強引な態度と発言で接していますが
息子には、周囲が気の毒になる程の気の使いようでした。



「これ食え、旨いぞ!」「ほら、ここにこんな残してる!」「美味しいだろ?」
などなど、絶えず息子に話しかけていましたね。
息子が食べ終わったら、「ほら、いつもの飴だよ」とポーチから飴を取り出して
息子の口に入れてあげましたよ。
このオヤジ殿、はっきり言いまして店員さんや周囲に対しては、やや不遜ともいえる態度を
示してましたが、それも、知的障害を背負った息子のことで頭の中が一杯になった
状態だからでしょうかねぇ?
この子の両親は、生後10数年〜20数年の間、どんな想いで子育てをしてきたのでしょうか。
どんな想いで日々の生活を送ってりるのでしょうか。
胸中、お察し申し上げます。


23:50