秋雨に濡れて

競馬

bakenshikabuya2007-09-11

昼休み、いつもの通りに職場を離れて外へ出ます。
コンビニで弁当を買って、省エネ(というか経費節減)のために
昼休みには電灯を消された薄暗い職場で食べる、そんな事は耐えられませんね。
それに、昼休みに外出しないと、気分転換が出来ませんから。
午後からの仕事を、リフレッシュされた気分でしたいものです。



で、ビルの外に出ました。 何とも怪しいドンヨリとした曇空。
「まぁ、何とかなるでしょ ...。降ったら100円ショップで傘を買えば ...、ね。」
という希望的観測は、その100円ショップやコンビニまで辿り着く前に
あっさり破られまして、一時的な豪雨をモロに受けてズブ濡れ ...。
何とか着いたお馴染みの店に入ると、店員さんが「・・・・・。」
ご免なさいね、濡れたワイシャツやスラックスで座ってしまいまして。



それにしても、自民党期待と希望の星☆★☆、であったハズの舛添厚生労働大臣
やってくれました ...。 今、衆議院総選挙を慣行すれば、自民党敗北は必至でしょう。
痛いニュース』より。
『【残業代ゼロ】舛添厚労相、「ホワイトカラー・エグゼンプション」→
 「家庭だんらん法」に言い換え指示… 「残業代なければ、早く帰る動機付けに」 』

→ http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1029469.html

この人、こんな馬鹿とは思いもよりませんでした ...。
もう少し、“世間の常識” が分かっているものだと ...、ね。所詮は学者脳に過ぎないのかね。
それとも厚生労働官僚に言いくるめられたのかしら。
だいたい、年収400万円ってたら、ほとんどのホワイトカラーが対象じゃないのさ。
因みに、ワタクシの所得なんですけどね。
確か平成14年の年収でピークを打って
(これは尋常ではない残業、年間の2/3程度が毎晩終電+土日出勤当たり前だったお陰 www)、
以降は年収ベースでは下がってたかと思う。
経費縮減の煽りで残業はあっても、シーリングがかけられていまして、
そのシーリングを超えた分は、自動的にサービス残業なんですね。
ただし、サービス残業を理不尽と考えても、「やらなきゃいけない仕事は、やるっきゃないッ!」
多少古い表現が混ざって恐縮ですが、この考えは多くのサラリーマンに共通するもの
ではないでしょうか。



2ちゃんねる での秀逸のコメントの幾つかで、代弁させて下さい。
○残業代が出るから残るんじゃなくて、残業代が出ないのに残らなきゃならんのが問題なんだが ...
○それ以前にサービス残業を取り締まる方法を考えろよ
○残業代0にするより、今までの10倍にした方が早く帰れると思うぞ
○残業代出ないんなら俺、帰るね。 と言えるリーマンがどんだけいると思ってんだ
○残業代ゼロで働かされるのが実態なのにそれを追認してどうする
切りがないので、このヘンまで。



そういえば、2007年の第1回経済財政諮問会議にて、伊藤忠商事取締役会長である丹羽宇一郎
『スキル向上のために残業代なしで土日も出社したいという若い人が沢山居るが、ホワイトカラー
エグゼンプション制度がないために出社許可が出せない』という旨の発言をしてましたっけ。

→ http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2007/0118/shimon-s.pdf
10頁目ね。
もう、ここまでキますと大商社会長というより、単なる基地外老人に過ぎませんねぇ。


あ、そもそもホワイトカラー・エグゼンプション問題が分らない人には
こちら Wikipedia で調べて下さい。
検索フィールドに「ホワイトカラーエグゼンプション」と入力して「表示」をクリック。
オリックスの宮内氏もそうですが、昨今の経済人は節操と仁徳の無い連中ばかりですな。

23:15