年に1回の恒例行事

競馬

bakenshikabuya2007-03-09

恐らく来週はできそうにありませんので、本日午後から休暇を取りまして確定申告へ。
税務署だけでなく区役所などにも所用を足しに行かなければなりませんでしたので。
確定申告会場は所轄税務署ではなく、昨年同様に幕張メッセ国際会議場。
所轄税務署内で仮設プレハブ会場を設置して実施していた頃は、
自営業者さんを中心に車で来る人が多く、駐車場は一杯になり周辺道路が渋滞してしまう
こともありましたから、会場を移設したのも、まぁ何となく分かります。
ただ会場を移設しても、その雰囲気、熱気、熱意などは、そのママで変わりませんね。
この時期の税務署職員は大変です。
別に国税庁・税務署に知人はいませんが、つい同情してしまう感じです。
申告者は皆が税制に通じている人ではなく、むしろベクトル的には正反対の人が大多数。
職業も、無職で耳の遠くなったお婆ちゃん、建設業系のオッサン、やたら細かい主婦などなど
多士済々の面々が、聴きたい放題+言いたい放題 なんだもんね。
ず〜っと立ちっぱなし+喋りっぱなし+動きっぱなし。 さぞ夜は熟睡できるでしょうね。


私は母上の医療費還付申告ですので至極簡単。
1.入所している介護老人保健施設での使用料
2.6月〜9月にかけて約2ヶ月間入院した際の医療費 
以上の領収書と源泉徴収表を持参すれば、タッチパネル申告で約3分で出来上がり。
約1ヶ月後に10万円チョイの金額が還付される見込み。
ただ入院時が、全日程差額ベット(医療費還付対象外)でしたので、
焼け石に水”状態なんですけどね。


我が みずほFG(8411)は、+7,000円で816,000円也。
着実かつ堅実に上昇して欲しいものでございます。
23:30


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拝啓


年の瀬も迫ってまいりましたが、お元気で多忙のことと思います。
2編の小説を読み正直、感嘆と驚きでした。
臨床医としても優秀な女医さんであるばかりか、立派な内容の小説2編を、
しかも短期間(内容から1年内か?)で描くとは。
正面から高齢化の現実を捉えた優秀な娘さん、孫2人もいて、うらやましい限りです。


ところで、小生も老健(注:老人保健施設)5年目になりましたが、
作者の「尊厳死」の課題、まったく同感です。
小生の属する老健や特養(注:特別養護老人ホーム)もここ1,2年、
胃瘻(注:お腹に穴を開けて胃まで栄養を流すための管を留置すること)の
入所者増加であり、苦々しい思いでいます。
胃瘻がありながら、手芸に取り組んでいる少数の例外はありますが、
あとの方たちはほとんど会話もできない全介助の方です。
過日、職員のワクチン接種に○○の特養に行ったとき、
いみじくも看護婦さんが言っていました。


「あの人たち(胃瘻の利用者)ほんとに可哀相。何で生かされてるんやろうね。」


尊厳死協会が結成され相当になりますが、全国民が65歳になったら入会するような時代となったら、
日本の医療費・介護費は少なくとも1,2割は減少するのではないかと思います。

しかし、現実は、残念ながら作者の「あとがき」の内容通りでしょう。


本書はみんなに読んで欲しいなと思います。できれば渡辺淳一氏?や、
医師で作家の方にも贈呈されたらと思います。


久しぶりに県庁に行って、この小説を話題にしたら、
「そんな優秀な医師を行政にもほしいな」と言っていました。
健康福祉部 ○○技監です。小生が頂戴したのは、手元に置きたく、
余分にあるようでしたら贈呈していただくとありがたいです。


今年は、弟のがんでの入院、先輩のお嬢さん(働き盛りの医師)の過労死など、
不幸な出来事の多い年でしたが、「天国へのビザ」でややホッとした感じです。


来年はよい年を願って、とりあえずお礼申し上げます。
ご家族皆さん健康でよいお年をお迎えください。


娘さんによろしく。    敬具
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以上は某ブログの内容です。
医療についてはド素人ですが、昨今の常識を弁えない司法・マスコミ・患者に端を発する
医療崩壊”騒動には、苦虫をを噛み締めるような思いです。
病院関係の仕事をしていた事もあり、医療現場における医師、看護師、医療技術者に
医療事務に従事する方々の大変さは、少しばかりでも理解させて頂いているつもりです。
特に日夜過酷な労働にも拘らず、患者に対して真摯な態度で臨む医師・看護師には、
感嘆する想いです。
また、母上がワリと若い時より老健施設に世話になっている関係もあり、
12年以上も欠かさず見舞いに出向いている経験からしてですが ...。


上記は、余りにも残念な内容です。 読了後、何か脱力感といいましょうか、無念といいましょうか ...。
例え“胃婁”をしてようが、“要介護度5”であろうが、恐らく家族・親族の心境としてみれば
1分1秒でも長生きして欲しい、例えそれが“遺族”となる身の我儘と分かっていてもね。
仮にもし、その想いが本人に通じれば、『そこまで望むなら、少し頑張って長生きしてみようか』
などと考えるかもしれませんしね(空想・妄想かもしれませんが)。


『苦々しく思う』『何で生かされてるんやろね』 医師・看護師の感想と発言ですが
もしご自分の両親が同様の状態に陥った時も
『苦々しく思う』『何で生かされてるんやろね』 と思うんでしょうかね?
この考えを延長すれば、痴呆老人やALS患者のみならず、重度心身障害者(児)や
現時点では治癒見込みの立たない先天性疾患に厚生労働省認定の特定疾患の患者さんは、どうするの?
彼らを診るたびに
医師『苦々しく思う』
看護師『何で生かされてるんやろね』
と考えるんでしょうか??? もしそうなら、この社会は???


あ、別に医師・看護師の全てが、こんな事考えてるとは露も思ってません。
事実、母上が入所している施設の職員は、長い付き合いの中ですが、
このような考えを持っていないと考えられるのは幸いなんですからね。
24:20