爽やかな秋晴れ! ...、ですか?

競馬

久々に全タコで終わった競馬(涙)。 いやぁ、難しかったねぇ。
と、競馬回顧に行く前に一言。


昨夜NHK教育で放送したETV特集
『なぜ医師は立ち去るのか 〜地域医療・崩壊の序曲〜』ですが、
イマイチ掘り下げが足りなかったような気がします。
行政の財政難+医療の素人集団 vs 理想とする地域医療を実践する医師
結果としての医師側の挫折・退職 → 地域医療崩壊
それだけが医療崩壊の序曲じゃないでしょうに。


そもそも自治体病院が赤字を計上してそんな悪いのか?
そりゃ不必要な赤字はマズイけど、そもそも公立病院は民間病院が採算面で実施困難な
救急医療・小児医療に、がん等の政策医療や僻地医療を担っているんじゃないのですか? 
利益になるなら民間がやってますよ、採算に合わないけど必要不可欠だから
血税を投入して行政が医療を行うんじゃないの?
番組終盤で医師の『厚生労働省総務省自治体病院の赤字体質を誘導した。』発言は
至極モットモじゃないですか。 
だって、赤字覚悟でも社会的・政策的に必要不可欠な救急医療・小児医療に僻地医療を
担ってるんだからさ。
あと大学医学部と市中病院との関係なんかも取り上げなきゃ意味ないんじゃない?


何かと高騰する医療費の抑制が言われてるけど、それってイイんですかねぇ。
最新鋭の医療機器を備えて先端医療を行えば、それなりの費用がかかるでしょうに。
おまけに、患者側の医療に対する意識・要求の度合いは極めて高いと ...。
最高の医療を望む患者側と医療費を抑えられる医療従事側。 何か矛盾してないか?
個人的には防衛費・警察費・医療費の伸びは容認しますけどね。
逆に不必要が明確な公共事業には厳しい目を向けてます。


[毎日王冠]
結果的には馬券上のヒモ同士の決着。 道中のラップや勝ち時計も優秀な内容。
ディープインパクトハーツクライを欠いた中で
ダイワメジャーダンスインザムード天皇賞(秋)で堂々と主役を張れる。
アサクサデンエンは、4コーナー過ぎて直線を向き、インが空いて突っ込んできた瞬間
『あッ、勝ったじゃん!』と思ったものの、直線中程からズルズル ...。
[京都大賞典]
何だよ、この勝ち時計は! ここはロンシャン競馬場の不良馬場か?
結果的に末脚、それもラスト1F・200mの切れ味勝負。
天皇賞に行きたいのなら、何で勝負に出ないんだ!?って馬が多いハズなんだけど。
インティライミを始め、消極的競馬で天皇賞出走を逃した馬には痛恨事か。
完調手前の牝馬スイープトウショウにとっては、願っても無い展開か。
アイポッパーにとっては、幾ら何でも上がりが早過ぎた。
[東京・京都 最終]
特に感想はないが、結果的にギミーシェルターを軽く見た理由が分からない ...。
一番の格上的な存在だったのにねぇ、オマケに武豊騎乗と ...。
23:15

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『キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか』(北尾トロ著・幻冬舎文庫)
最初は北尾トロ氏にしてはツマンナイなぁと思いつつも、後半は面白かった。
「ウインズにたむろする席取りオヤジに着席権を主張する」
これはウインズに限らず競馬場でもいるんだよな、特にG1開催日が顕著。
スポーツ紙等で席取りするオヤジやガキがさ。
オメーらは何時からJRA施設の一坪地主になったのか!?って感じ。
「好きだと言えなかったあの女性に23年のときを超えて告白する」
これにはシンミリ ...。 僕にもあるのよ、こんな感じなのがさ。
後から分かっても、もうどう仕様もないじゃないさ。 これも運命なの?
いつ思い出しても胸にツンとくる、あの夏の、あの1年の、あの女性の思い出。 
「クラス一丸でさんざんイジメた担任教師に謝罪する」
これは多くの人が “あぁ、あるある、こんなの!”って感じじゃないのかねぇ(笑)。
「消えたフリーライター持馬ツヨシの行方を追う」
さてさて、持馬ツヨシは今や何処で何をしてるのか ...?
23:40